「生活費について」


「アルメニアでは、1年生活するのに幾らくらいお金がかかりますか?」

「500万円あったら、何年くらい生活が出来ますか?」

というような質問を掲示板の方で沢山頂きました。メールでも沢山頂きました。
案外、皆が知りたい一番の質問かなぁ、と最近になって思ったりします。

僕も、アルメニアに渡る時に一番気になったのが「お金」の事。
海外で最も頼りになるのは、何と言っても「お金」だけです。
もっと言えば、世界中、何処の国でもお金さえあれば何とかなるものです。
まぁ、カードが何故か使えなくてドル(ユーロ)が引き出せない事も
多々あるので、本当に現金は何よりも大切ですよ。

しかし、正直に言うと、コレ程答えるのが難しい質問はありません。

例えばアルメニアの何処に住みたいのか?
首都のイェレヴァンか、それとも地方都市に住みたいのか。
どのようなヴィザを取得するか?によってもイロイロ変わってきますし。

次に、どのレベルの生活をアルメニアで送りたいのか?
1ヶ月100ドルのアパートを借りるのか、1ヶ月1000ドルのアパートを
借りるのか?毎日、パンとソーセージを食べるのか、レストランで食事するのかでも
生活費はだいぶ変わってきます。

1ヶ月に何回風呂に入るか?冬は暖房設備を沢山使用するのか?
コレも重要です。アルメニアは結構、電気代が高いからです。

ココまで具体的だと答え易いのですがねぇ。

しかし、僕でも誰でもどうにもならない、予想出来ない要素があります。
イキナリ野菜や果物の値段がガツンと上がったりするアレです。
そのアレとは、「物価上昇率」というヤツです。インフレ率でも良いハズです(多分)。

例えば、ウクライナの物価上昇率は外務省のサイトを見る限り2.6%となっておりますが、
実際の所では、強烈なインフレの嵐が吹き荒れているらしいです。
僕はウクライナの田舎町に4800ドルでアパートを買いました(2002年)。

この前、ウクライナの友人に電話で話を聞いたらば、

「お前が買ったあのアパートな、今なら1万5千ドルで売れるゾ!
場所も良いし、内装はキレイだし、家具付きだしな。」

と、言っておりました。ほほぉ、3倍に値上がりしましたか。良い投資でしたな。

オデッサに行った時も、モデルルームのような美しい家具付き、電化製品付きの
2LDKのアパートが4万ドルで売ってましたっけねぇ。
不安定な国では迷っていたら良い買い物なんて出来ませんね。
買っておけば今頃、悠々自適な毎日を送っていたかもなぁ。

それと、社会のインフラはCIS、とりわけカフカスではかなり不安定です。

グルジアは違うらしいですが、アルメニアとウクライナでは
電話会社は1社独占状態なので、何かと困った事が頻繁に起こります。
まぁ、日本も丸っきりの専売公社でしたが、NTTとアールメンテルなんて
比較にもなりません。雑音は酷いし、繋がらないし、態度悪いし(怒)。

様々な設備を最新に変える、という約束でアールメンテルはギリシャ資本に渡ったのですが、
何も投資せずに、ひたすらギリシャ人は通話料を上げようとしております。
そんなもんだから、10%の株式を所有するアルメニア政府とギリシャ資本は
お互いに激しくやりあっております。このいがみ合いのお陰でインターネットや
FAXが使えなくなった事は何度かありました。電話も幾つかの地域には全く
繋がらなくなったりもしたなぁ。本当に「いい加減にしろッ!」と腹が立つのですが。
突然、通話料金が値上がりしたりする事は頭の中に入れておくと良いでしょう。

しかし、社会的なインフラは涙がチョチョ切れる程に貧弱です。
貧弱ですが、アルメニアでは結構電気代とガソリン代は高いです。
ハイ?ガスですか?それは、自分でガスボンベを持って買いに行くワケです。

それと、生活に慣れるまではイレギュラーに出て行くお金は結構ある!という事です。
慣れないと、イロイロ困った事が出てきます。ストレス溜まりまくりです。
その「慣れ」の中には、当然「現地の言葉を喋る」という事も含まれています。
言葉が喋れないと大変ですよー、アルメニアで生活するの。

まぁ、アルメニアは割と英語が通じる国ですけどね。

インフレの推移を見つつ1ヶ月切り詰めれば光熱費込みで
200ドルから300ドルくらいで生活出来るでしょう。
↑本当にギリギリな、平均的アルメニア人ライフを送れば、という事ですよ。
地方都市に住むのであれば、アパート代は安くなりますけれども、
お金をどうやって引き出すか?が大きな問題ですよねー。

でも、結構お金って出て行くんですよねー。
アルメニア人はとにかく「祝い事」が大好き!
御呼ばれされると、プレゼントを買わないワケにもいかないしぃ。

で、肝心なアルメニアでの生活ですがストレス溜まりますよー、コレは。

僕は、「アルメニアはアルメニアの男が居なければ素晴らしい国だ!」
と思ってますよ、マジで。女性も時々おかしいのが居ますが、男は90%おかしいです。
育った社会のシステムや社会的な伝統等を考慮してもアルメニアの男は
本当に困ったヤツが多いと思います。まぁ、「常識」も違うのでしょうが。

女性が素晴らしい国というのは男がダメだというのが一般論らしいですケドね。
え?日本もそうだって?ウーム、大和男児もしっかりしなきゃイカンね!

アルメニアの女の子、友達は皆良い子達ばかりだったなぁ。
それに比べて男は、、、クソッ!思い出したくも無いッ!!!

因みに、僕はプロバイダー料金、電話料金、電気代(冬)で100ドル。
水道代は家主持ち。家賃は170ドル。食費はソコソコ、酒代イッパイ!
という感じでした。案外、一人暮らしだと自炊するよりレストランで
ホロバツやらピザ食ってる方が安く上がったりするんですよねぇ。

実際に生活してみると、思っていた程には物価が安いと感じませんでした。
何だかんだ金が無いー!だのと言ってても、アルメニア人は生活しています。
なので、連中が「金が無いから貸してくれ!」というのは無視しなければいけません。
日本人の金が無いと、旧ソ連人の「金が無い」は何かと意味合いが異なるようです。